介護福祉士養成における多世代交流の意義について : ことぶき大学校生との交流から
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概要
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介護福祉士を目指す本短期大学の学生と気力あふれる高齢者との交流について、交流後のそれぞれの感想を中心に、交流の意義と課題をまとめた。高齢者に対するイメージが「心身がおとろえて」など弱者のイメージで捉えられることが少なくない中、介護福祉士を目指す学生においては、気力あふれる高齢者との交流が必要であるのではないかと考えた。グループ討議による交流を通して、本短期大学の学生(以下、本学学生)は高齢者の新たな一面に触れ、同世代の友人からは聞くことができない意見や考えなど、多くの学びと気づきがあり、交流を大変有意義に感じていた。一方、ことぶき大学校生も交流自体は好意的に受けとめているが、内容や時間の短さなど、より一層の交流内容の充実を求めていることが確認できた。
- 植草学園大学の論文
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