教育的テレコミュニケーションの「アイスバーグ・メタファー(氷山隠喩)」 : その歴史と応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ミシガン大学ICS(相互伝達・模擬実験)グループは1984年以来コンピューター媒介による模擬実験を行って来た。実験の成果の一つとして、アイスバーグ・メタファー(氷山隠喩)と呼ばれる教育的遠距離通信に関する概念的モデルを創り出したことがあげられる。このモデルは10年以上に渡り何千人もの学生によって現場でテストされ、その結果この隠喩の中心的主題は不変であり、その一方で広範囲におよぶ教育的模擬実験を促進する柔軟性を備えていることが分かった。このモデルは、K-12、遠距離教育、高等教育などへ応用するための教育技術導入の道を模索している教育者には有益となるはずである。当論文はアイスバーグ・メタファーの発展を述べると共に、それがサーバー側と教室内の双方に関するテレコミュニケーション(遠距離通信)研究にどのような影響を与え得るかについて考察するものである。
- 放送大学の論文
著者
関連論文
- 教職過程におけるテレコミュニケーション(遠距離通信)導入に関する調査
- 教育的テレコミュニケーションの「アイスバーグ・メタファー(氷山隠喩)」 : その歴史と応用
- コンピュータ媒介コミュニケーションにおける人間の関わり : 国際教育コンピュータ・コンフェレンスに与える意味