第三章 DNAからタンパク質へ(高専用教材『生物』カレッジテキスト)
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概要
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第二章では,生命の基本的特質である「自分自身を作る能力」は, DNAという巨大分子が持っており,それが実際の生命活動の担い手であるタンパク質の構造を決めていることを学んだ。つまり, DNA分子の4種の塩基配列に,遺伝する形質に関する情報(遺伝情報)があり,その遺伝情報が正確に自己複製されるのはDNAが相補う2本鎖の化学構造を持つために可能である。また,生命活動に直接に関与して,それぞれの生物の特有な形質を作っているのはタンパク質であって,遺伝情報とはタンパク質の構造に関する情報であることにもふれた。この章では, DNAの塩基配列に記録されている情報がどのようなものであり,また,どのようにしてタンパク質の構造,つまりアミノ酸配列に読みとられるかを学ぶ。
- 放送大学の論文
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