校歌の文化的役割
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概要
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校歌はシンボリックなものとして紹介される。校歌は一見、学校文化において主要文化の領域にあるようにみえるが、校歌は副次文化の領域において語るべきものの一つになると思われる。 学校長たちは異口同音に「連帯感を養うもの」「郷土愛を育んでいく歌」「母校の象徴」「原風景」と言う。校歌は時間的事後性のある存在であるが、アンケート結果から学校というコミュニティのなかで個々人のアイデンティティをも育くんできていることが分かったので報告する。
著者
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