ネガティブ陰極ドライビング駆動によるカーボンナノチューブフィールドエミッタの電界放出特性の数値的解析(電子管と真空ナノエレクトロニクス及びその評価技術)
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概要
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CST Particle Studioシミュレーションソフトウェアを利用してネガティブ陰極駆動によるカーボンナノチューブフィールドエミッタの電界放出特性を調べた。+500Vから-500Vまで駆動電圧を変化させると閾値電界が0.53×10^8V/mから0.44×10^8V/mに減少した。ネガティブ陰極駆動により相対的に強い局所電界が得られ、電界放出電流が+500Vの場合の0.27×10^<-12>Aから-500Vの場合の11.80×10^<-12>Aまで増加した。ネガティブ陰極ドライビング駆動によるカーボンナノチューブフィールドエミッタは、FEDと真空ナノ素子への応用が期待できる。
- 2008-07-28
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