FPGAの部分再構成技術を利用した証明可能安全性を持つブロック暗号への可変鍵適用
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概要
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ハードウェア実装した暗号回路は、高い安全性と性能(回路規模、処理速度)の両立が求められている。安全性を高める一方法として、複数のアルゴリズムの実装や複数バリエーションのアルゴリズムを実装する事が考えられる。この場合、回路規模が大きくなり、安全性と性能が相反する結果となる。そこで、安全性と性能を両立する一手法として、FPGAの部分再構成技術を用いて、証明可能安全性を持つブロック暗号への可変鍵を適用する。64bitブロック暗号MISTY1に対して可変鍵を適用した構成をFPGAの部分再構成を用いて実現し、セレクタを使用した従来の実装方法と比較した。その結果、セレクタで選ぶ回路が4個以上になった場合に部分再構成を利用する事が効果的である事がわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-09-05
著者
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