看護学科新入生の入学動機と生活習慣に関する調査 : 「生活援助技術」の授業内容の検討
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概要
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看護学生の入学動機は,生活援助技術を学習する志に影響を及ぼす。また,看護学生が成長する過程で獲得した生活習慣も生活援助技術の習得に影響を及ぼす。従って,生活援助技術の授業内容を検討するためには学生の入学動機と生活習慣の状況を把握することが重要である。そこで,86名の学生を対象に質問紙を用いて,入学動機と生活習慣を調査した。70名の回答を分析したところ,ほとんどの研究対象者が看護を志望して入学しており,学生は看護に関心を示していることが明らかになった。その一方で,生活習慣が適切に確立されていなく,生活援助技術の習得に関連する生活習慣を着実に身につけられるよう支援が必要なことが明らかになった。
- 甲南女子大学の論文
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