中高年サッカープレーヤーの状況 I
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概要
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関東地域のクラブチームで活躍している40歳以上のサッカープレーヤを調査対象にしたものである。職業人が6割以上,指導経験者は半数で約7割が少年等の指導をしている。サッカー歴は30年から39年が約3割と中では多かった。なお,サッカーを始めた年齢は10代の中学または高校入学時で8割弱である。また,週1回以上の活動者は半数以上で,活動時間は2時間程度である。6割が定期的に活動し,活動内容は試合と練習を5割が行ってもいる。活動日前までの準備内容活動当日の心構え,活動後のケアー等については,いろいろ工夫して行われているが,無しや末記入者が多い。健康管理,体力維持や増進の為に6割以上が意識して日頃から運動を取り入れている。サッカーを楽しむ理由は,サッカーが好きで楽しい,友人付き合い,健康の為などである。なお,他のチームとの年間の試合数は,60試合以上から10試合程度と幅広い範囲で行われている。1年間にけがをした者は3割弱で,その内容は肉離れや捻挫が多く,数少ないが骨折や靭帯損傷等のけがした者もいる。
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