女子短期大学生のスポーツ観について

概要

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近年は,健康で豊かな生活を送るための手段として,スポーツを身近なものとして捉えて実践している人が年齢に関係なく増加している。スポーツに対しての考えや楽しみ方に「するスポーツ,見るスポーツ,両方」と人々の関心は様々である。このようにスポーツの捉え方が変化し,多様化している社会状況の中で,短期大学生を対象としてスポーツ観についてアンケート調査を行ったものである。スポーツに対する考え方,好み,運動部の経験の有無や時期ごとの種目と年数,得意・不得意なスポーツ,スポーツによる効果と良くない面などと学生が感じている健康度と余暇時間の過ごし方等について,数年の間隔を置いて4回調査しその傾向を見た。「する・見るスポーツ,両方が」のいずれかが好きであると回答した学生は90%以上であり,小学校中学校高校での何れかで運動部の部活動を経験した学生は80%以上であった。得意な種目は球技種目でチームプレーが多く,不得意は個人種目等であった。余暇時間は休養,睡眠,遊び,ショッピングが上位で,スポーツや身体活動に使う時間は少なかった。
国際学院埼玉短期大学の論文