母性看護学実習における看護学生のストレスの緩和をはかる教員の指導要因についての検討
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概要
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前期に母性看護学実習を体験した女子学生に,母性看護学実習でのストレスは何か,教員の指導をどう受け止めているのかを知るためにアンケート調査を行ったところ,学生は,母性看護学実習で「人間関係」,「実習環境」,「看護過程」,「知識のなさ」にストレスを感じていた.そして,「患者の世話は楽しい」「患者とのコミュニケーションは苦手ではない」ものの,「事前学習など勉強が苦手」「看護計画など立案が苦手」であった.教員の指導については,「公平性」「患者ケアの指導」「決まりごとの指導」「必要時,指導者等に調整」についてはやや高い評価で受け止めていた.学生が実習をやりやすくなると思われる教員の指導の要因は,「調整力」「技術指導」「相談しやすさ」であった.
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