看護学生の看護系大学への進学志望動機の検討
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概要
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本研究の目的は、看護学生の看護系大学への進学志望動機について検討することである。調査対象は3つの大学に所属する1年次看護学生228名で、大学への進学志望動機と看護学校および他学部の受験状況についての自記式質問紙調査を実施した。看護系大学への進学志望動機22項目を因子分析した結果、6因子(ゆとり、看護志向、大学の経済価値、学力、消極的動機、他者の勧め)が見出された。性別、看護学校及び他学部の受験状況、看護体験の有無により各因子得点を比較した結果、看護学校を受験したものと看護体験のあるものは、「看護志向」の因子得点が有意に高かった。一方、他学部を受験したことのあるものは「看護志向」の因子得点が有意に低かった。性別では、女性が男性よりも「大学の経済価値」の因子得点が高かった。
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