キャリア教育への一考察 : 入学者支援の一環としてのオープンキャンパスの活用
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概要
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大学は競争時代に突入し、少子化が進むなか、ほとんどの大学がオープンキャンパスを実施するようになった。入学者をより確実に確保するため、各大学とも自学の紹介に腐心し、受験生に関心を抱いてもらうためにアイディアを絞っている。大学にとって、オープンキャンパスの活用は課題である。本稿は、本学で実施するオープンキャンパスを、キャリア教育を視野に入れた入学前の学生支援として提案するものである。東京家政大学の例に見るように、すでに、入学前教育への取組みが実施され評価されるなど、今後、入学前教育への関心が高まるであろう。進路講演・面談、出張授業等高大連携に努める取組みのほか、単位化を模索することも必要ではないか。オープンキャンパスで、生徒らに、将来ある学生としての内発的動機付けを試みることは、嘉悦大学が行う入学後の学生教育や指導の点から有効かつ必要であり、教職員が一丸となって取り組む実学教育の実践となるであろう。
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