発達過程に応じた俳句創作指導法の研究
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概要
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これまで小中高等学校でさまざまな俳句指導が実践されている。その多くが俳句の理解を促すだけでなく、児童や生徒に実際に創作させている場合が多い。しかし、その一方で、時間的な制約、教育課程上の制約などから創作指導は困難であるという声もある。そこで、創作指導は、小学校中学校高等学校が単発的に行うのではなく、それぞれの発達過程を踏まえながら、継続的に且つ段階的に指導する方法について考察を試みた。学年が上がるに応じて蓄積されてくる語彙や文法的知識、多様化する物の見方などに応じて指導ができれば、少しずつ創作レベルも上がり、理解が創作によって促進されてくることが予想できる。また、この指導法が確立すれば、当然短歌や自由詩などの詩歌の指導法にも応用が可能になり、創作指導がより段階的になり主体的な学習が可能になる。
- 北陸学院大学の論文
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