ゼミ学生と考える基礎学力の養成
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概要
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健康福祉短期大学は開学6年目で、子ども福祉学科は開設2年目に当たる。在学2年間で現場に通用する保育士を養成するにはどんな力が必要であるのかが問われている。はっきりしていることは、専門科目の講義や実習に堪えられる基礎学力の養成が不可欠の課題だという点である。しかし、基礎学力とはなにか、短期大学生に何をどのように身につけさせるか、という具体的な問題になると、途端に難しすぎて、手に負えなくなる。一定の結論を得るには最低でも2、3年は必要である、というのは子ども福祉学科会議での結論である。そのことを前提にして、この4月から半年間、各ゼミにおいて、基礎学力の養成を意識しつつ、指導教員の専門分野と学生の意向や関心に配慮しつつ、取り組むことを確認した。森下ゼミでは、基礎学力を正面に据え、着地点を卒論に置きとりくんだ。そして、9月の中間発表当日に合わせて、とにかく不十分ではあっても論文の形式に整えるようにして仕上げた。したがって、内容的には非常に不十分なことは承知の上で、基礎学力についての先行事例の一つとして、とらえていただければ幸いである。
- 大阪健康福祉短期大学の論文
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