引き込みのロバスト性による位相応答曲線の推定手法の提案(一般,機械学習によるバイオデータマインニング・生命現象の非線形性,一般)
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概要
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リミットサイクル振動子の同期現象ならびに非線形発振器の位相揺らぎ(phase jitter)を解析する際に,位相応答曲線(PRC; Phase Resetting Curve)はしばしば有益な情報を与えることが知られている.従来のPRCの算出/推定方法として,例えばリミットサイクル近傍の変分方程式から直接数値的に求める方法,インパルス応答による方法等が知られている.ところが,ノイズの影響の強い実験系を対象に含める場合,これらはかならずしも有効とは言えない.本研究では,もうひとつの推定方法として,微弱外部入力に対する引き込みを利用したPRC推定手法を提案し,系統的なシミュレーションからその有効性と従来手法と比較した利点について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-06-20
著者
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田中 久陽
電気通信大学 大学院情報システム学研究科
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宮崎 紀子
電気通信大学大学院電気通信学研究科
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菊地 淳弘
電気通信大学大学院電気通信学研究科電子工学専攻
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田中 久陽
電気通信大学
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菊地 淳弘
電気通信大学大学院電気通信学研究科
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