SPINによるビジネスプロセスモデルの正当性検証(Web2.0時代のビジネスモデル)
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概要
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本研究では、モデル検査ツールSPINを用いて、ビジネスプロセス記述言語BPMNで記述されたビジネスプロセスモデルの正当性を検証する手法を提案し、その有効性を検証した。まず、BPMNとPROMELAを対応付ける具体的な手法を提案した。BPDにおけるPROMELAモデル化の対象範囲を絞り、フローオブジェクトおよびブラックボックスをプロセス型として定義する方法を考案した。その後、正常な動作をするBPDと問題を含むBPDとをPROMELAモデル化し、SPINによるモデル検査を行うことで、問題を検出できることが判明した。これにより、本研究において提案した手法が、ビジネスプロセスモデルの正当性検証に利用可能であることが確認できた。
- 2008-05-16
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