臨床面接教育におけるロールプレイングと模擬患者を活用したシミュレーションプログラムの検討
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概要
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目的:初学者に対する看護のコミュニケーション能力を高めるためのシミュレーションプログラムを作成し、学生の自己評価内容よりその有効性を検討する。方法:Boudらの学習者のシミュレーション体験を支援するためのモデルを基盤に、第1段階から第3段階の時系列のシミュレーション体験を通してその振り返り内容について質的帰納分析を行った。結果:振り返り内容コード数は、『面接環境』『面接技法』『面接姿勢』の第3段階で各4〜7割前後を占めていた。振り返り内容は、【話しやすい環境】、【表情を読み取る】、【相手の立場への配慮】らを抽出した。考察:学生自身の自己体験の意味の再評価を繰り返しながら、面接者の姿勢、総合的アセスメントする技法、面接環境の調整の必要性を系統的に習得できた。結論:自己の思考プロセスをさらに発展させた専門職としてのコミュニケーション技法の視点を捉えることができた。
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