科学理論の真理性と科学の進歩について : 近代科学革命の再検討のために
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概要
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コペルニクス革命が天体についての全く誤った,非科学的な理論から,正しい,真の理論への移行であり,自然科学における偉大な進歩であった,という考えがあるが,わたしはこの考えを論駁したい。だが,これを本紀要において与えられている原稿の枚数の中で一挙に述べることは不可能である。ここでは,当時問題になった様々な天文学理論の内容に立ち入ることなく,哲学的一般的な仕方で,科学理論の交替は進歩とは言えないという議論を行う。当時の理論の内容に立ち入った考察は別稿で行いたい。
- 松山東雲女子大学・松山東雲短期大学の論文
著者
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