実践的化学教育の新しい試み :「溶液作り」と「酸・塩基の反応」実験で物質量の理解を
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概要
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物質量についての理解を深めるため,1年に対し「溶液作り」と「酸・塩基反応」実験による実践的化学教育を試みた.その結果,本実験を授業に取り入れることによって,学生にとって観念的に受け入れが困難であった物質量の理解と溶液調製法の習得において高い効果を得た.また,実験終了後に80%以上の学生からモル濃度,質量パーセント濃度について理解できたという達成率を実現した.さらに,化学実験の基本操作についての習得も得られた.
- 日本高専学会の論文
- 2008-05-20
著者
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