サービスサイエンスに関する研究 : ビジネスにおける行動観察技術の活用(オフィスインフォメーションシステム、Webシステム及び一般)
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概要
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サービスサイエンスはこれまで勘と経験を頼りにしてきたサービスという分野に科学的手法を導入し、生産性を上げ、イノベーションを促進するためのものである。大阪ガスではサービスサイエンスを「顧客サービスと従業員サービスに、三つの科学的手法を適用し、顧客満足向上と従業員満足向上を図る取り組み」と定義した。科学的手法の適用とは、1)人間工学手法を用いてサービスデータを取得する、2)統計解析手法を用いてサービスデータを分析する、3)ITを用いてサービスを改善することである。本方法論を用いて、大阪ガスの様々なサービス現場にサービスサイエンスを適用した。実例として、従業員の説明トークの改善、イベント会場の改善、ガス機器の改善、現場作業の安全性向上、などがある。サービスサイエンスは学界が主導する段階であるが、今後産業界での実用化が期待されている。
- 2008-02-29
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