O-209 高温高圧水中でのセロビオースの加水分解反応におよぼす濃度の影響(セッション5:技術-液体燃料-,口頭発表)
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概要
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既往の研究を整理することによりセルロースの加水分解・糖化は、高濃度・高温・急速昇温により高効率化が可能となる示唆が得られた。そこで高温高圧水中におけるセロビオースの分解反応に対し、昇温速度を含めた反応温度依存性およびセロビオース処理濃度依存性について温度200〜250℃、圧力1.6〜4.0 MPa、仕込みセロビオース濃度1.7〜20.5 wt%の範囲で検討を行なった。その結果、グルコースの過分解を抑えつつ、セロビオースの加水分解反応を十分進行させるためには、ある程度高い原料濃度かつ比較的低温下での処理を行うことが有効である可能性が示唆された。
- 一般社団法人日本エネルギー学会の論文
- 2008-01-15
著者
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