水道局職員の粉塵曝露状況と呼吸器症状愁訴率
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概要
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The amount of water supply in Japan was 16 billion ton as of 1989. Water from rivers and other sources is purified, sterilized and then supplied to the residents through conduits. When conduits are accidentally damaged, they must be repaired by the workers of the Waterworks Bureau of the local government. In this task, the workers are exposed to airborne dust which develops while digging and filling the ground and cutting the conduit and the concrete covering the road. The purpose of the present study was to estimate the airborne dust exposure level among the workers and to investigate its effect on their respiratory organs. First, we measured the total dust exposure concentration of 20 conduit repair workers and the total dust concentration in 10 office rooms. Second, we conducted a self-administered questionnaire survey to estimate the prevalence of respiratory symptoms among the employees of 119 Waterworks Bureaus. The subjects of the analysis were 322 conduit repair workers and as their controls 345 clerical/engineering workers. The results can be summarized as follows: 1) The average daily total dust exposure while repairing conduits ranged from 0.27 to 5.05mg/m^3 (mean=0.91mg/m^3), while that while exchanging water meters from 0.23 to 0.52mg/m^3 (mean 0.41mg/m^3). These values were 4.6 and 2.1 fold higher than the total dust concentration in office rooms (mean=0.20mg/m^3). 2) With the use of fluorescent X-ray method, iron and aluminum were detected in all samples collected while repairing conduits and the intensity of X-ray increased with increase in weight of collected dust. Iron exposure concentration ranged from 0.006 to 0.095mg/m^3, which is much higher than the levels in the air in urban areas. Iron and aluminum could not be detected by fluorescent X-ray method in most of the samples collected in office rooms. These findings indicate that the main element in the dust collected while repairing conduits is soil, while that in office rooms is tobacco smoke. 3) Among the smokers, the prevalence of cough and phlegm was significantly higher in conduit repair workers than in clerical/engineering workers. A similar tendency was observed among ex-smokers and non-smokers, but the difference was not significant. These results suggest the possibility in conduit repair workers who are current smoker that exposure to airborne dust during work affects their respiratory organs.
- 社団法人日本産業衛生学会の論文
- 1993-11-20
著者
-
車谷 典男
奈良県立医科大学地域健康医学講座
-
熊谷 信二
大阪府立公衆衛生研究所生活衛生課
-
車谷 典男
奈良医大衛生
-
車谷 典男
奈良県立医大・衛生
-
中地 重晴
(医)南労会松浦診療所
-
中桐 伸五
全日本自治団体労働組合安全衛生対策室
-
中桐 伸五
自治体労安研
-
中地 重晴
環境監視研究所
-
原 邦夫
(財)労働科学研究所労働衛生・病理学研究部
-
熊谷 信二
大阪府立公衆衛生研究所
-
原 邦夫
(財)労働科学研究所
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