環境負荷低減を目指したクルマ社会のありかた(特別講演会1,クルマと環境-環境工学的視点)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自動車は我々に多くの利便性を与えた反面,社会と地球に多大な負荷を与えてきた。今後,アジア,アフリカにおいてもモビリティが進展すると予測されるが,人が移動するためにはエネルギーを必用とする。しかし,もはやヒトと地球に負荷を与えることは許されない。2030年には運輸部門における石油の依存度を80%以下にすることが求められているが,来世紀は循環型社会になり,そこで使用できるエネルギーはバイオマス,水素,原子力と自然エネルギーになると考えられる。超長期のエネルギー状況を視野に入れて,今我々は何をすべきか,ガソリン車とディーゼル車の関係,ハイブリッド車と燃料電池車の将来,水素社会へのつなぎとしての合成燃料とバイオマス燃料,ITS・TDMによる交通流の円滑化等自動車技術,燃料技術,交通技術の視点から将来のクルマ社会のありかたについて展望したい。
- 一般社団法人日本機械学会の論文
- 2006-07-11
著者
関連論文
- 高速道路と自動車性能のシナジー効果
- 環境対応型ディーゼルエンジンの将来像
- HEV要素部品の効率が燃費に及ぼす影響 : 数値シミュレーションによる検討
- 先進クリーンエネルギーハイブリッド電気自動車の燃費向上要因分析
- シミュレーションによるハイブリッド電気自動車の燃費改善
- アルコ-ルエンジンの現状と将来 (自動車技術の現状と将来)
- アルコ-ルディ-ゼルエンジンの性能と排気エミッション (エンジン)
- 自動車に関わる省エネルギー技術
- モビリティの進展に思う
- 環境負荷低減を目指したクルマ社会のありかた(特別講演会1,クルマと環境-環境工学的視点)
- 21世紀前半の自動車技術展望
- 21 世紀の低公害車の展望(第4部 : 21世紀を担う環境調和型新技術の展望)(特集 : 21世紀の環境技術戦略)
- 環境
- 8. 環境問題 : 8・1 排気処理 (機械工学年鑑(1994年)エンジンシステム)
- 6. 環境問題 : 6・1 排気処理 (機械工学年鑑エンジンシステム)
- 直接噴射式アルコールディーゼル機関に関する研究 : 二燃料噴射方式について
- 自動車技術戦略の策定に関わる経緯と今後の課題
- 展望 ディーゼルエンジンの排出ガス低減技術展望
- 環境対応エンジン技術の動向 (特集 自動車の環境対策と未来の自動車像)
- 自動車用尿素SCRシステムの試作と排出ガスの評価
- 解説 アンケート調査による自動車技術の将来動向調査
- 最近の自動車技術の動向 (特集 新しい自動車技術と特殊鋼)
- 講演 21世紀の自動車技術と燃料 (特集:第18回エネルギー総合工学シンポジウム--21世紀における環境共生型エネルギーシステムの構築 化石燃料は人類を救えるか)
- 展望 JARIの将来研究領域
- 21世紀に期待される自動車技術 (特集 21世紀を迎えて)
- 環境対応エンジン技術の動向 (特集 自動車の環境対策の現状と将来)
- 日本自動車研究所におけるエンジン研究
- 自動車エンジン技術の現状と将来 (自動車エンジンの動向と特殊鋼) -- (自動車エンジンの動向)
- 総論--自動車エンジン技術の現状と将来 (特集 自動車エンジンの動向と特殊鋼) -- (自動車エンジンの動向)
- 展望 内燃機関の現状と将来
- K0701 地球温暖化防止とエネルギーセキュリティ確保のための自動車技術(基調講演)
- 環境適合型自動車 (特集 都市交通と環境問題)
- NOx、PMの低減対策が喫煙の課題--排ガス対策技術の開発に取り組む自動車業界 (特集 ディーゼル車の排ガス規制)
- JARIの中期研究課題とそれへの取り組み
- 〔日本自動車研究所〕1998年度の研究事業について
- ハイブリッド車の現状と展望