タームの抽出により一次資料をどこまでカバーできるか : 化学特許明細書の例について
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概要
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一般技術文献にあっては,検索を目的とするタームの抽出は抄録(二次資料)よりなされる例が多いが,特許文献にあっては明細書が問題となるので一次資料よりのタームの抽出が必要とされる。この場合問題となるのが限られた数のタームで記載事項の多い一次資料の内容を漏れなくカバーできるかということである。本報では、実例に則して,技術内容を分割・整理しグループ化を行ない(タームを抽出し)かつ分類を用いてINPUTすることによりかなりの確度をもつ検索が可能との理論的根拠を得た。併せてタームの抽出における省略の仕方(因果関係にもとづく系統的な)や,基本特許と改良特許との比較により,不充分な抽出状態に対する考慮を行なった
- 社団法人情報科学技術協会の論文
- 1978-12-01
著者
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