英単語入力速度とローマ字単語入力速度の関係(学習支援)
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概要
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2段階過程からなる授業形式のキーボード教育法でタッチタイプ練習を行うときの1分あたりの英単語入力文字数とローマ字単語入力文字数の間の関係を学生約2,000名に対して詳しく調べた.そして,90%の学生の英単語入力文字数は,1.1倍のローマ字単語入力文字数の周りのゆらぎとして説明できることをゆらぎの理論を用いて示した.そして,この関係はローマ字単語入力の文字数が増加しても,変わらないことが分かり,日本の語学教育の特徴と見なせることが分かった.残りの10%の学生の英単語入力文字数は,0.78倍と1.6倍のローマ字単語入力文字数の2つに分類されることも分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-02-15