立体視化による地学教材の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
立体視することで,より判明できる事象・より理解を促す事象が地学領域では多くある。そのような対象物を多人数で一度に立体視できれば,その場でその事象に関して討論できるので,授業に採り入れることによって教育効果の向上が望めよう。このような目的で,幾つかの事例を教育現場に普及しつつあるパーソナル・コンピュータで描いた図やあるいは自然現象を撮影し,その投影像を立体視化することを試みた。図形を措くコンピュータ・プログラムは,地学領域以外でも使用できるので教育現場で活用して頂きたい。There are many events and phenomena which become clearer or are easy to understandin earth science education when we adopt to take a view of them stereoscopically. Theauthors think that scores of achievement tests improve as many students are able todiscuss and understand about the structure and the origin of such events and phenomena,if they can look them stereoscopically at the same time during a lesson. For such a purpose, we attempt to a take view stereographically of image of natural phenomena that are taked a photograph and of image of artificial events that are drawed by the use of personal computers which are spreading rapidly into the junior or the senior high school.As the computer programs, which the authors developed lately, are available tools tomake many teaching matereals graphically, please put to practical use at schooling inanother educations of science besides earth science.
- 宮崎大学の論文
著者
関連論文
- 宮崎県の河川「大淀川」の環境調査と教材化
- パ-ソナル・コンピュ-タ-による地域的教材の図形化プログラムとそのいくつかの利用例
- 河川流路形態の数量化の試み II : 阿蘇火砕流堆積物を流下する「笹原川」について
- 河川流路形態の数量化の試み I : 阿蘇火砕流堆積物を流下する「笹原川」について
- 1F02 校庭での天体観測の条件調査
- 冷却型CCDカメラによる天体撮像システムおよびその画像処理ソフトウェアの開発
- 宮崎大学教育学部50cm光学望遠鏡での銀河・雲星などの光電測光観測を自動化するシステムの開発
- 画像処理を利用した多結晶金属膜の粒度測定
- 霧島山・高千穂の峰火山南麓の「溶岩溝」
- 宮崎大学教育学部50cm天体望遠鏡と6mド-ムの駆動制御システムの開発-1-
- 立体視化による地学教材の開発
- パ-ソナル・コンピュ-タ-による地域的教材の図形化プログラムの改良と利用例
- 渦状銀河の光学的特性と他の特性の関係について〔英文〕
- 一様な縦磁弱を持ったポリトロピックガスの安定性-1の2-[英文]
- 螺旋状の力の働かない磁弱を持つポリトロピックガスの安定性-1の1-[英文]
- 316 マイコン記録を利用した不均質岩体のモード分析の検討
- 霧島火山群・御池マ-ルの噴出物について
- 20B. 霧島火山群御池火山の噴出物とその分布(日本火山学会 1985 年度春季大会講演要旨)
- 霧島火山群御池軽石層のグラウンドサ-ジ的性質について
- 73. 霧島火山・御池軽石層のグラウンド・サージ的性質について(日本火山学会 1984 年度春季大会講演要旨)
- 動画技法を用いた分子グラフィックスの開発
- 加江田渓谷(宮崎市)における宮崎県固有種キバナノホトトギス(Tricyrtis flava)の生活史および個体数の変動