みをつくしの夢 : 『恋衣』の増田雅子(開学40周年記念号)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
明治38年(1905)刊の合著歌集『恋衣』に収める増田雅子(茅野雅子)の「みをつくし」の選釈。歌のことばに即して注解を付し,初出や類似歌と比較して,創作の意図・推敲・歌群構成等に関して評釈を記した。また山川登美子との交友についても述べた。ここに選んだ歌は,所収114首のうちの(1)「しら梅の」(2)「紅梅の」(3)「京の春に」(4)「夢に見し」(5)「泣きますな」(6)「君待たせて」(7)「うたたねの」(8)「紅蓮の」の8首である。
- 神戸親和女子大学の論文
著者
関連論文
- 巨椋池の月見 : 谷崎潤一郎「蘆刈」を読む
- 校本経国集(二)
- 校本経国集(一)
- 《すずらん抄》和辻哲郎の哀愁 : 「菜の花物語」から「古寺巡礼」へ
- 春泥発揮 : 今東光の大衆小説
- フランチェスカ挿話批評史稿 : 禿木、敏から抱月、漱石まで
- 和辻哲郎の『レミア』 : 付、射干訳「ラミヤ」翻刻
- 忘れ草つむ : 『恋衣』の山川登美子
- 鳳閣炎上 : 水上勉の大衆小説
- 花筐余韻 : 水上勉「名塩川」の原質
- みをつくしの夢 : 『恋衣』の増田雅子(開学40周年記念号)
- 黒谷の塔 : 山川登美子私記
- 万葉の動物 : 鳥・虫・獣
- 『万葉集』 : 額田王の全歌を読む (大学連携ひょうご講座)
- 神戸と古代文学
- 藤原広嗣の上表文を読む(開学30周年記念号)
- 拾遺和歌集の萬葉歌
- 日本書紀本文・一書記事対照表(研究資料)
- 萬葉集巻十の分類と配列(開学20周年記念号)
- 軽太子の物語 : 記紀のあいだ
- 『花影』の葉子 : 大岡昇平ノート
- 和辻哲郎の読んだ「十二夜」 : 「菜の花物語」以前
- 森鴎外「寧都訪古録」札記 : 柳沢淇園と北浦定政、穂井田忠友