卒後2 年目を対象としたタスクマネージメントのための教材開発に関する研究 : より高度な判断基準の獲得を目指して
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概要
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本研究では、平成16 年度に卒後1 年目研修を受けたA 病院の看護師・助産師が、看護の優先度決定において、さらに高度な判断基準を獲得することを目的とした研修を実施した。研修後の記述内容および感想より、ワークシートを用いた課題に回答することを通して研修目的の1)自己の判断基準を明確化する2)他者の判断基準を知る3)自己の判断基準を拡大する、は達成されていた。研究目的である、卒後2年目の判断基準の獲得状況については、昨年よりも獲得された基準は増加していると推測されたが、抽象化・一般化は不十分であるため問いを工夫する必要がある。また、教材に関しては課題の量と難易度の再考、回答しやすいシートの改善、さらに、アンケートの質問項目の変更の必要性が示唆された。
- 2006-12-22
著者
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