建築解体木材を用いたフィンガージョイントラミナの引張強度性能
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概要
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The purpose of this research is considering how reusing used wood. Used wood was obtained when an old temple which passed about 200 years or more after construction was disassembled. Finger jointed (FJ) laminae were manufactured from those material, and the tensile strength performance was investigated. This used wood is Japanese red pine currently used as a roof member. The form and the size of a finger are the general one which are adopted in case FJ laminae for structural use is manufactured in present Japan. It was joined using resorcinol resin adhesive. As a result of tensile test of the FJ laminae, the tensile strength and Young's modulus showed significant positive correlation. About this, a statistical examination was tried for the tensile strength of FJ laminae (eight factories, 4 wood species) by the JAS factory production which is circulating in the market in Japan. That is, the tensile strength of factory production FJ laminae which has a Young's modulus distribution equivalent to FJ laminae made from used wood by the Monte-Carlo simulation method was presumed. And KS official approval compared both FJ laminae made from used wood, and FJ laminae by JAS factory production. Consequently, FJ laminae made from used wood became clear having the tensile strength superior to FJ laminae by JAS factory production. The above result has suggested the possibility of reusing to the glued laminated lumber for structures using the use wood obtained when an old building is disassembled.
- 社団法人日本材料学会の論文
- 2006-01-15
著者
-
山崎 真理子
名古屋工業大学
-
佐々木 康寿
名古屋大学
-
杉本 貴紀
名古屋大学
-
山崎 真理子
岐阜工業高等専門学校 建築学科
-
山崎 真理子
岐阜工業高等専門学校建築学科
-
佐々木 康寿
名古屋大学大学院 生命農学研究科
-
山田 航
東京大学大学院新領域創成科学研究科
-
杉本 貴紀
愛知県産業技術研究所
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