建築解体木材の強度性能
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概要
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Mechanical properties, ultimate strength and Young's modulus, were measured in tensile, compressive and bending tests with small clear test specimens of used wood. Test specimens of Tsuga (Tsuga sieboldii Carr.) were obtained from a demolished wood structure of temple aged about 70, and Akamatsu (Pinus densiflora Sieb. et Zucc.) were obtained from two demolished wood structures of temple aged 115 and 255. In order to make the mechanical properties of new wood for comparison to those of used wood, a Monte Carlo simulation was developed using the data for new wood of 35 Japanese species. The simulation calculation was done to make the mechanical properties which had the same distribution form of density as that of used wood. The comparison of mechanical properties of used and simulated new wood is summarized as follows: The ultimate tensile strength (UTS) of all used wood decreased in comparison with new wood. The mechanical properties of Tsuga used wood increased except UTS. Young's moduli obtained from compressive tests decreased in used wood except Tsuga used wood. The difference between Akamatsu used wood and new wood was not significant in the ultimate strength obtained from compressive and bending tests. The failure mode was recognized to be brittle.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2005-02-28
著者
-
平嶋 義彦
名古屋大学
-
山崎 真理子
名古屋工業大学
-
佐々木 康寿
名古屋大学
-
山崎 真理子
岐阜工業高等専門学校 建築学科
-
山崎 真理子
岐阜工業高等専門学校建築学科
-
平嶋 義彦
名古屋大学農学部
-
平嶋 義彦
名古屋大学大学院生命農学研究科
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