箸の授業つくり : 「割り箸問題」学習のための教材化
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概要
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小論は,「割り箸問題(割り箸文化と環境問題)」の教材化に関して考察する。すなわち、授業の内容として,食文化における割り箸文化の位置,歴史,および割り箸の使用・消費・生産と環境問題との関係を教材化する視点について考察していく。(1)割り箸は日本人の生活にどのように浸透してきたのか(日本人と箸の文化、割り箸文化の生まれた歴史。割り箸の材料等の教材化について)。(2)日本における割り箸の消費・使用等の現状を把握し,割り箸の生産・消費が引き起こす問題と原因を中国の割り箸生産などにふれ考察する(生活者の環境問題解決意識、経済界の意識、大量生産・大量廃棄の社会経済の問題などの教材化について)。(3)割り箸の生産が環境破壊につながらないようにするための対策案を考察し,実際の有効な取り組みを考察する(割り箸と循環型社会について,および日本での間伐材による割り箸の生産は日本の林業・森林に対して利点である点などの教材化について考察する)。
- 2007-07-01
著者
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