「箸の授業」をいかに創るか : 小学生と大学生における箸つくりの授業実践
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は,箸の授業のあり方について考察する。「My箸つくり」作業と,箸の持ち方,調理時や食事時の箸使いなどの学習をとおして,箸の価値,箸を必要とした日本の食文化にまで視野を展ばす授業つくりの意義について,以下の順で考察していく。1,小学生・「親子ものつくり体験学習」((1)「体験学習」実施の概要,(2)教材としての箸の位置づけ,(3)箸の教材化過程,(4)体験学習の展開とそのカリキュラム,2,「親子ものつくり体験学習」における効果,3,「箸の持ち方」教育の考察((1)箸の持ち方の混乱,(2)教育課程の中での箸の指導,(3)「箸が上手に使えるようになる技能」習得過程の考察,4,大学生・「中等家庭科教育法II」での実践((1)授業の流れと実際,(2)もの作り実践論-授業を組み立てるための諸条件について)5,未来の技術・家庭科教師の実践力量向上のために-授業つくり,教材化の力をいかに育むか-
- 2007-07-01
著者
-
榎本 佳子
東京都立江東養護学校
-
真下 弘征
宇都宮大学教育学部 京都教育大学教育学部附属環境教育実践センター
-
向山 玉雄
元奈良教育大学
-
真下 弘征
宇都宮大学教育学部
-
真下 弘征/上原
宇都宮大学教育学部/宇都宮大学教育学部
-
真下 弘征
宇都宮大学教育学部/宇都宮大学教育学部
関連論文
- 箸の授業つくり : 「割り箸問題」学習のための教材化
- 「箸の授業」をいかに創るか : 小学生と大学生における箸つくりの授業実践
- 「著作りを通して食文化を知る授業」の創造
- 教科書検定に関する一考察(第2報)
- 「生活における豊かさ」を問う授業つくり(第8報) : (8)自然と共存的な生活環境教育の教材化へむけて
- 「生活における豊かさを問う」授業つくり(第6報) -6 子どもが参画する社会づくりの課題-
- 「生活における豊かさ」を問う授業つくり(第5報) -生態学的,環境共生的生活環境づくりの視点から- ((2)クルマ依存社会の変革へむけて)
- ものをつくる授業の教育的価値について(その2) : 家庭科における「ものをつくる授業」の意義を探る
- ものをつくる授業の教育的価値について(その3) : 滝口裕美子における小学校家庭科「ものをつくる授業」の考察
- 生活環境づくりの課題 : 自然循環型生活環境づくりへ向けて
- 生活環境づくりの課題--自然循環型生活環境づくりへ向けて
- 「生活における豊かさ」を問う授業つくり(第7報) -(7)子どもにおける「まちづくり主体」形成の課題-
- 環境教育学試論 : 環境教育教材としての「足尾鉱毒事件と田中正造」
- ものをつくる授業の教育的価値について(その1) : 現代生活における子どもの発達阻害状況からの考察
- 脱ごみ社会と環境教育の課題 : RDF運営に関する諸問題
- 教師教育における環境教育の課題(3) -「環境保全・共生」のファクターが入った学力の形成にむけて -
- 教師教育における環境教育の課題(2) -自然と共生する生活主体の形成へ向けて(綾町の有機農業まちづくりからの学び)-
- 教師教育における環境教育の課題(1) -今日の教師に求められる農業体験学習,農的環境理解教育の指導力量の面から-
- 「生活における豊かさ」を問う授業つくり(第4報) : (4)生活環境の豊かさとは何か (生活科学科の授業つくりへ向けて)
- 技術家庭科の授業つくりへ向けて(第3報) : 「生活における豊かさを問う」授業つくり(3) : 生存権的基本権の視点から問う意義
- 学会研究活動の動向40年
- 学会の社会的役割を模索して : 回想・私の学会活動
- 教科書検定に関する一考察(第1報)
- 地域における環境教育の在り方についての一考察:1960年代東駿河湾地域石油コンビナート開発問題における住民の環境学習運動に学ぶ
- 環境教育と平和教育との統一:環境問題としての核兵器の廃絶に向けての教材化視点
- 環境教育学試論(4) 生活環境としての原発を問う授業つくり(2):地震帯立地、プルサーマル事業の危険性についての教材化視点
- 家庭科授業づくりの一考察
- 日本的「食性」を重視した食教育の教材化視点:政府の「食育」運動の問題点にふれて
- 環境教育学試論(2):環境教育教材としての「環境行政のあり方」