万歳書続実記 (三) : 近代山城地域における一農家記録
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概要
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本史料は、現京都府城陽市水主の木村正昭家文書に残された『万歳書続実記』を翻刻したものである。そのうち、今回は明治29年〜大正4年のものを掲載しこれにて全編掲載を終えた。本史料の内容を大別すると、(1)木村家の農業経営についての記載、(2)周辺地域や日清・日露戦争などの社会的動向に関する記載、という二点を挙げることが出来る。そして木村家では、三年ふさがりという暦を用いた占いを、作物の売買(及び栽培)の指標として重視していた。近代南山城地域の農家経営の実態をうかがえる史料である。なお、解題を77号に掲載した。併せて参照頂きたい。
- 同志社大学の論文
著者
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本村 希代
福岡大学商学部
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西村 卓
同志社大学経済学部
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成田 雅史
神戸大学人文学研究科
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奥田 以在
同志社大学経済学研究科
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成田 雅史
神戸大学文化学研究科
-
西村 卓
同志社大学
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本村 希代
福岡大学商学部専任講師
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