瀬戸内海燧灘東部におけるサヨリHyporhamphus sajoriの体長とカタクチイワシ加入量から予測されるサヨリのCPUE
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概要
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瀬戸内海のサヨリの体長およびカタクチイワシ加入量とサヨリ CPUE の関係を調べた。1, 2 才の平均体長は,雌雄別に体長組成を最小二乗法によって 2 つの正規分布に分解して,推定した。1 才の体長は,雄と雌でそれぞれ 185.6〜217.9 mm と 194.2〜228.4 mm で,漁獲物は主に 1 才魚であった。CPUE は 65〜261 kg/日・統で変動した。1 才の体長と CPUE には負の相関関係,カタクチイワシ加入量と CPUE には正の相関関係があった。重回帰分析によって,1 才の雌の体長とカタクチイワシ加入量から,CPUE を予測するあてはまりの良い回帰式を得た。
- 社団法人日本水産学会の論文
- 2007-11-15
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