外来がん化学療法を受ける肺がん患者のアセスメント -Patient Needs Assessment Toolを使用して-
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概要
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本研究は,外来がん化学療法を受けている肺がん患者の持つ身体的・心理的・社会的領域におけるニードを, Patient Needs Assessment Tool (PNAT)を使用してアセスメントしていくことを目的としている。外来に通院する肺がん患者7名を対象にPNAT日本語版インタビューガイドを使用した半構成的面接調査により得られたデータを逐語録に起こし,その内容をPNATの下位尺度スコアで5段階評価を実施した。その結果,身体的領域では不快感,苦痛の項目が,心理的領域では不安の項目が,社会的領域においては個人的サポートネットワークの項目における評価得点が低値を示すことが明らかとなり,外来においても心理・社会的領域への早期看護介入のニードが示唆された。
著者
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安藤 悦子
長崎大学医歯薬総合研究科保健学専攻看護学講座
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岡田 みずほ
長崎大学病院
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岡田 みずほ
長崎大学医学部歯学部附属病院看護部
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松本 仁美
医療法人社団新日鐵広畑病院
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安藤 悦子
長崎大学医学部・歯学部付属病院看護部
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安藤 悦子
長崎大学医学部保健学科
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