文学の文法的読み方 : 『吾輩は猫である』をめぐって
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概要
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文学作品は、作者が「ことば」の特性を最大限に使いこなして創作したものである。本稿では、「ことばのしくみ=語彙選択や文法」によって、その文学作品を読み解く方途を探っている。書き手が選んだ「ことばのしくみ」の特質が明らかになれば、読み手は、作品のイメージを明確に捉えることができる。素材として、日本の文豪、夏目漱石の最初の小説であり、誰もが一度は読んだことがある『吾輩は猫である」を取り上げた。
著者
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