病児保育を利用する保護者のニーズに関する調査

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 本研究では、病児保育を利用する保護者へのアンケート調査結果をもとに、病児保育に関するニーズとその社会的背景を整理した。その結果、以下の2点に集約された。(1)病児保育は、子どもを養育する全ての世帯が潜在的に有しているニーズであるが、社会的コンセンサスは十分とはいえない。利用機会の増大により社会的コンセンサスを高めていくことが制度的課題である。(2)利用した保護者はA施設のケア内容に関しては肯定的に評価しているが、制度、特に利用料金に関しては改善を求める意見が多い。利用者は、医師・看護師が存在することに安心を感じている。

著者

• 佐藤 真澄

  日本赤十字愛知短期大学

• 佐藤 真澄

  日本赤十字豊田看護大学

関連論文

• 看護研究における倫理的配慮の実際 : 教育の有無に焦点をあてて
• 看護短大生における生活体験および生活習慣の変化--「基礎看護技術」の及ぼす影響
• 短期大学での基礎看護技術領域における体験学習の現状--体験学習の実施状況と体験学習に関する教員の意見
• 看護基礎教育初期段階における観察内容の経時的変化
• 基礎看護学見学実習において学生が感じた戸惑いの縦断的検討(2)援助活動に関する戸惑いを中心に
• 先行研究にみる病児保育と看護--病児保育に関する文献レビュー
• 病児保育を利用する保護者のニーズに関する調査
• 小児看護学実習における学生の看護技術の体験率--看護師からみた期待と現状とのギャップ
• 臨床の看護研究 中堅看護師のキャリアアップに焦点を当てた看護研究支援の実際[2]ユニフィケーションの一環としての看護研究推進

スポンサーリンク