JPEG 2000を利用したリモートデスクトップ向け低遅延画像伝送方法(画像技術・視覚・その他一般)
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概要
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一般的なコンピュータデスクトップ画面にはマウスカーソルのような遅延を許さない要素、写真やテキストのような高精細を要求する要素、さらには近年扱いが増えてきた動画像のようにスムーズネスを要する要素が混在している。本研究ではLAN回線程度の帯域をターゲットとし、それらの要求を満たした統一的な画像伝送方法について検討した。圧縮方式をJPEG2000単一とし、画像の変化部分をタイルに切り出し選択的に圧縮伝送することで帯域を節約するとともに、各タイルを構成するJPEG 2000パケット間で事前に算出した各パケットの画質改善指標を元にデータ伝送の優先順位を決定し順次送信する。動き補償技術を用いないため送受信全体の遅延が8msと速く、コンピュータデスクトップ画面においてMPEG-2 SP方式よりPSNRが平均して良い。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-10-04
著者
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