文字列(1,2)-紛失通信からRabin型紛失通信への直接帰着
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概要
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文字列(1,2)-紛失通信とRabin型紛失通信が等価であることは良く知られている。しかしながら、Rabin型紛失通信から文字列(1,2)-紛失通信への既知の帰着は二段階となっている。第一段階はRabin型紛失通信からビット(1,2)-紛失通信の構成であり、第二段階はビット(1,2)-紛失通信からの文字列(1,2)-紛失通信の構成である。この論文では、決定性乱数抽出器を利用して文字列(1,2)-紛失通信からRabin型紛失通信の直接的な帰着を与える。我々の帰着は従来の二段階帰着よりも効率的となっている。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-09-13
著者
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黒澤 馨
茨城大学工学部情報工学科
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小柴 健史
埼玉大学大学院理工学研究科数理電子情報部門情報領域
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小柴 健史
埼玉大学大学院理工学研究科
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小柴 健史
埼玉大学大学院理工学研究科数理電子情報系専攻
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小柴 健史
埼玉大学大学院理工学研究科電子数理情報部門
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