公開鍵暗号における擬似乱数の一様な取り扱いについて
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概要
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理論的な意味での擬似乱数列だけでなくすべての文字列が公開鍵暗号の暗号化関数のランダム入力として与えられたときの公開鍵暗号の安全性を一様にそして包括的に議論できるような枠組みを導入する。この枠組みの元で、理想乱数の元で等価であった識別不可能性と強秘匿性が分離することを示す。また、同時に等価になる十分条件を示す。この枠組みは擬似乱数列と公開鍵暗号の相性の定量的指標を与える。この指標をElGamal暗号に適用し、擬似乱数列との相性を議論する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-27
著者
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