量子公開鍵暗号の安全性概念(<小特集>量子情報処理論文)
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概要
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代表的な公開鍵暗号のRSA暗号はShorの効率的素因数分解量子アルゴリズムによって解読される.そのため量子計算を前提とした場合の公開鍵暗号が望まれている.公開鍵暗号の安全性は,送信者,受信者,敵対者,通信路のモデル化を行うことにより議論が可能になる.敵対者のみが量子計算を利用できるという設定も可能であるが,一般に量子公開鍵暗号の安全性を考慮する上でのどのような安全性概念が妥当であるのかを議論し,現在までに提案されている量子公開鍵暗号の安全性について検討する.
- 2007-05-01
著者
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