アゼガヤの生態(予報)
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概要
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1アゼガヤの生態について調査した。2種子の発芽適温は35℃〜40℃,最低15℃で高温発芽性である。3種子の乾燥貯蔵は,温度に関係なく発芽が不良となり,水分を含ませての貯蔵は発芽率が顕著に高まる。しかし,低温下で長くおくと再び低下する。4発芽には光を必要とし,暗黒では発芽しない。しかし,光を制限し発芽が低下した場合にも,その後の露光によって著しく発芽率が向上する。5圃場における発生盛期は7月上旬であり,この場合の出穂日数ならびに結実日数はともに40日程度で,生育日数は極めて短い。6生育の特色として,伸長節間がほふくし,今節より分けつを生じるため穂数は容易に増加する。種子は微細であるが極めて多産であり,1株で数万粒にも達する。
- 日本作物学会の論文
著者
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