国際経営における企業評価の現状と課題 : 連結経営の視点から
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概要
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日本が第2次世界大戦に敗戦し60年以上が過ぎたが,この間に日本は民間の活力を原動力として,敗戦国とは思えない驚異的なスピードで貿易立国として海外進出し,産業を復興してきた。そこで今回,日本企業がいかにして海外進出し,国際的な経営をどのように行い,これから将来どのような方向に進むのかについて,企業評価に重大な影響を及ぼす会計基準の変更という制度面の変更による,国際的な経営方針の変更について考察する。日本でも連結決算制度が2000年より本格導入され,その結果連結会計情報が公開されることで世界標準の企業価値評価が行われるようになった。そこで本論文の主題は,日本企業の海外進出の歴史にふれ,会計基準として連結決算が本格導入されたことによる経営方針の変化を考察し,その結果として経営における「選択と集中」がいかに行われ,企業評価がいかになされているかをM&Aの観点から考察することにある。
- 2007-03-31
著者
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