西洋音楽の歴史観育成と鑑賞教育との接点
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
筆者は、沖縄県立開邦高等学校芸術科音楽コースを対象として、平成10年度より現在に至るまで、西洋音楽史の講義を担当してきた。本稿では、これらの講義を通じて、授業時の生徒の認識や反応をすり合わせながら、これまでの授業実践を総括するとともに、小学校教育において実践する指導方法を検討した。西洋音楽史の講義の実践上のポイントを個別的に紹介し、方法論の面で、音楽鑑賞と西洋音楽史をセットとしてとらえ、より効果的な授業実践の枠組みを提案するものである。
著者
関連論文
- 数字譜から五線譜へ : 近代期沖縄の読譜指導の実態
- 近代沖縄における五線譜の受容--宮良長包の民謡採譜を中心に
- 海勢頭豊インタビュー記録
- 山内盛彬による戦前期の音楽創作--唱歌劇及び新民謡ジャンルを中心に
- 近代沖縄における五線譜の受容--山内盛彬の五線譜化を対象として
- 山内盛彬の唱歌劇《黄金の瓜ざね》における郷土性
- 山内盛彬による戦前期の音楽活動
- 近代沖縄における音楽教育観の変遷--雑誌『琉球教育』『沖縄教育』の分析を通して
- 沖縄音楽の近代化と園山民平
- 明治期沖縄の音楽会プログラムにおける「民謡」概念の形成
- 西洋音楽の歴史観育成と鑑賞教育との接点
- 宮良長包の師は誰か? : 近代沖縄における音楽教員の系譜とその背景
- 研究発表D "排外と統合"にみる宮良長包の歌曲様式研究--昭和初期の軍国体制下と郷土教育のはざまで〔含 質疑応答〕 (日本音楽学会第56回全国大会総覧) -- (研究発表要旨)
- 宮良長包の歌曲様式にみるスタンダード性 : 唱歌や童謡とのかかわりを通して
- 『今日の琉球』考--占領者の手を介した文化受容
- 米占領下の琉球政府時代における文化受容--音楽文化を中心として〔含 質疑応答〕 (日本音楽学会第54回全国大会総覧) -- (研究発表要旨)
- 『今日の琉球』考 : 占領者の手を介した文化受容
- 琉球政府時代における洋楽受容ー沖縄人としてのアイデンティティの創出と異文化受容のはざまで
- 本土復帰以降の沖縄における洋楽の受容 : 公開演奏会の側面から
- 園山民平の生涯 -日本の民謡をもてめて-