高等学校における特別支援教育に対する理解 : 高等学校教員に対するアンケート調査の分析を中心に
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概要
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特別支援教育への移行期にあたって,高等学校の教員が,(1)特別支援教育の内容理解(2)軽度発達障害の理解状況(3)特別支援教育にかかわる生徒の在籍(4)軽度発達障害のある生徒への支援の必要性(5)高等学校において特別支援教育をすすめていく上での問題点(6)軽度発達障害のある生徒への対応をより充実したものにするために必要なもの,をどのように考えているか等をアンケート調査した。軽度発達障害のある生徒に対する対応の必要性は認識されつつあるが,回答者の約8割が特別支援教育に関する研修を受けていないと回答しており,特別支援教育,軽度発達障害等に関する知識も十分とはいえない。今後,高等学校で軽度発達障害の生徒がどのように対応されているかという実態把握を含め,教員研修の充実が必要であると考えられる。
- 香川大学の論文
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