西欧19世紀にみる余暇思想
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概要
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本論は、19世紀の西欧(特にイギリス、フランス、ドイツの3国)における余暇思想の特徴を明らかにすることを目的としている。はじめに、19世紀の時代背景をみて、つぎに農業社会から工業社会に移行する中で旧貴族に代わって都市の商工業者が余暇を楽しみ、しだいに労働階級に余暇が普及していく様子を描いた。実態の進行に比べて余暇思想は、この時代の哲学を代表する浪漫主義と合理主義とも明確な形としては登場しない。わずかに合理主義の哲学の中にいくつか散見するという状態である。
著者
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瀬沼 克彰
桜美林大学経営政策学部
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瀬沼 克彰
国際基督教大学
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瀬沼 克彰
桜美林大学ビジネスマネジメント学群
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瀬沼 克彰
(財)日本余暇文化振興会
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瀬沼 克彰
宇都宮大学生涯学習教育研究センター副センター長
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