熱中症との戦い
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概要
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毎年,夏になると熱中症により全国で200-300人の方が命を落とされる.犠牲者は10代から80代まで全年齢層にわたる.成人以降は炎天下や暑熱環境での労働によるものが多いが,若い世代はスポーツによるものが多い.本学は課外活動が大変盛んであり,特に運動部は優秀な成績をあげるクラブが多く,練習熱心なあまり熱中症の発生も少なくない.2003年には本学運動部の合宿中に熱中症による犠牲者がでた.前年には熱中症に注意するように保健センターから全運動部に熱中症対策の資料を送付したばかりであった.それから学生課と保健センターが協力して熱中症との戦いが始まった.2004年から毎年夏季休暇前に熱中症予防対策講習会を開き,熱中症発生の減少を評価して講演会の対象と内容を変えてきた.今後さらに強力な熱中症対策が必要である.
- 愛知学院大学の論文
- 2007-03-31
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