電子帳簿と簿記システム
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概要
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コンピュータによる簿記手続の処理は,会計処理能率を改善するものと考えられるが,会計情報を記録するために伝統的な紙ベースの帳簿形式は使用されず,磁気ディスク等の新しい物理的形式で記録されることから,帳簿組織にも影響を与えることになる。また,情報技術の進歩に伴って,情報システムがデータ処理システム(EDPS)から,オンライン化・ネットワーク化に移行し,意思決定支援システム(DSS),戦略情報システム(SIS)へと発展するのを可能にした。これにより個別業務の機械化から,計画管理,経営戦略の手段としての情報システムへと展開することになる。本稿においては,簿記システムの変化・発展に伴って変貌する帳簿および決算書類の役割,またそれらの特徴について整理する。
- 2003-03-30
著者
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