会計ディスクロージャーと情報テクノロジー
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報テクノロジーの発展をはじめとする企業環境の変化は,会計ディスクロージャーのあり方に大きな影響を与えている。アカウンタビリティー概念が「事実報告責任」から「情報提供責任」へと拡張することにより,伝統的な財務報告からビジネスレポーティングへの拡大が要請されることになる。ビジネスレポーティングをWeb上で実現可能にするのが,ビジネスレポーティング言語(XBRL)である。XBRLは,効率的な財務情報の伝達および分析を行うため,あらゆる企業の内部環境や情報プロセス,および情報システムに適応する柔軟性をもち,Webベース情報に対する統一的カテゴリーの確立を意図しており,情報の伝達と分析に関して,さまざまな側面で改善をもたらすと期待されている。
- 2002-03-30
著者
関連論文
- 小規模私会社のための新しい法規制 : 英国「現代会社法」最終報告書における簡素化
- 電子帳簿と簿記システム
- 会計ディスクロージャーと情報テクノロジー
- 情報教育の導入期における2段階クラス編成の実践について
- XBRLの意義とその発展可能性 (特集 電子情報開示への対応)
- FRS10におけるのれんと無形固定資産の処理
- フードビジネスに関わる会計基準- IAS 第41号及びIFRS for SMEs 第29号を中心として-
- カナダにおける電子開示システム