牡蛎(Crassostrea gigas)の新しいアクチン遺伝子
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概要
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牡蠣(Crassostrea gigas)の外套膜で発現する遺伝子を解析する過程で、新しいアクチン遺伝子に由来するcDNAを単離した。5'RACEおよび3'RACEにより全長のcDNAを単離し、その塩基配列を決定したところ、367アミノ酸に翻訳される領域を確認することができた。5'端には57塩基、3'端には476塩基の非翻訳領域が存在していた。予想される367アミノ酸は、すでに報告されているマガキアクチンよりも、マゼランツキヒガイplacopecten magellanicusにおいて同定されているアクチンに対して、より高い類似性を示した。
- 近畿大学の論文
- 2002-02-28
著者
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